Wrath~止まらない怒り~




「ざけんなっ!!」


ガッ!


俺は怒り怠を殴った。


「ごめん俺、色の事
本気で愛してて
何でも聞いて
あげたかったんだ…
でも、用が済んだら
捨てられたんだ…
俺、馬鹿だったよ
マジで、ごめん。」


「殴ってくれ…
赤馬の気の済むまで。」


俺は出しかけた拳を
納めてた。



「止めた…
お前も腹立つけど
その前にアイツらを
ぶっ潰すのが
先だからな…。」