Wrath~止まらない怒り~




「ごめん…赤馬。
彼女が自殺しようと
したのには
俺も責任がある。」


「どういう事だ…?」


「彼女は色の邪魔で
憎い存在でだったんだ。だから焔が
彼女の事を好きだって
知り利用したんだ。
そして一週間…」


怠はそこで言葉を
切ると両手で
顔を覆い深呼吸した。



「色の目論見と焔の
希望もあって
彼女を……
監禁し薬づけにした…」



ガタッ!


「すまん…」


怠は啜り泣き床に
頭をつけ土下座した。