中央にある写真は 顔の部分が 何度も刺していて 誰だか分からない。 けど、この写真は 俺だろう…。 穴が空くくらい 俺が憎かったんだろう そう思いながら 写真にそっと触れた。 触れた写真の 後ろを何か落ちた。 それは古い 写真で俺は拾おうと 伸ばした手が止まった。 親父…? 写真には死んだ 親父と知らない女の人が赤ん坊を抱いている 写真だった。