「格好つけやがって 気に入らねぇんだよ… テメェのそういう 態度も全て ムカつくんだよ!!」 ガッ!! 痛みに堪えながら 赤馬は口内に溜まった 血を吐き捨てる。 「っ…お前には 悪いと思ってる…。 けど……俺達は 同じ気持ちなんだ… 分かって欲しい。」 「例え、そうだとしても 鏡花は渡さねぇ!! どんな事を してでもなぁ…」 「俺は、どんなに 殴っても構わない… だけど鏡花には 手は出さないでくれ…」