それから色は
シャワーを浴びて
マンションを後にした。



色はいつも会う時は
決まって俺に用事が
ある時だけだ。



それ以外は会う事は
全くない…。


だけど俺はそれでも
良かった。
色が俺を必要として
くれるだけで
幸せだったから。



利用されていても
構わない…
俺の傍にいてくれるなら


もう彼女なしでは
俺は生きていけない…