†鏡花 目線†



焔君が守ると
言ってくれた日から
私は焔君と一緒に過ごす ようになった。



長かった髪は
あの日、鋏で乱雑に
切り付けられた為
ショートまで
短く切った。



それから暫くして
虐めはなくなり平穏な
日々が戻った。



けれど、あの日から
赤馬の所へは
行っていない…。



うんん…
怖くて行けなかった。



こんな私を拒まれたら… そう思うと怖かった。