その音は次第に大きくなり、会場全体から聞こえてきた。 「認めて…もらえたの…?」 「あぁ。…もう別れようとか言うなよ?」 敦稀はそう言って頭を撫でてくれた。 あの後LIVEは無事に終わり、夜になって家に帰ってきた。 「久しぶりに帰ってきた気がする…!」 「うん。…ほら、もう寝よう?」 敦稀は私を抱きしめながら眠りについた。