次の日の朝…。



テレビをつけるとどれも私たちの事を報道していた。




「まぁ、全国公認!ってことだな」




敦稀はそう言って呑気に笑っていた。





「家から出られないじゃない!」





家の周りには報道陣たちがいて、出られる状況じゃない…。





「出なきゃいいじゃん?」





「でも…」





「今日は一日中一緒にいような?」







優しくキスをされて抱きしめられた。





「それでもいいかも…ね?」






         END