蝶々結び

翌日。


昼食を済ませてから制服に着替えて、学校に向かった。


午後だし、部活の生徒がたくさんいるかな……


そんな事を考えながら、学校まで足早に歩いた。


冷たい風が肌に触れて、耳がジンジンする。


あたしは少しでも寒さを凌(シノ)ごうと、マフラーを巻いている首を竦めた。


学校に着くと、思ったよりも部活をしている生徒が少なくて、校庭はいつもよりも静かだった。


校舎の方からは、楽器の音が聞こえて来る。


きっと、コンクールが近いブラスバンド部が練習しているんだ。


途切れ途切れに聞こえて来る音に耳を傾けながら、とりあえず職員室に向かった。


「失礼します」


職員室のドアを開けると、教頭先生しかいなかった。


教頭先生に事情を説明してから生徒会室の鍵を借りて、生徒会室に向かった。