「七星♪片付け終わったよ!」


あたしがゴミ捨てを終えて教室に戻ると、優子が駆け寄って来た。


「そっか!じゃあ、うちのクラスは解散でイイよ」


あたしはクラスを見回した後、笑顔で言った。


「じゃあ、あたし達も帰ろ♪久しぶりにご飯でも食べに行こうよ!」


笑顔で言った優子に、申し訳なく思いながら口を開いた。


「ごめん……。あたし、全クラスのチェックしなくちゃいけないから……」


「えっ!?一人で全部!?」


「えっ、まさか……。生徒会でやるから、さすがに一人じゃないよ!」


驚く優子に、笑顔で否定した。


「じゃあ、待ってるよ♪」


そう言った彼女は、満面に笑みを浮かべた。


「でも……」


「イイからっ♪」


待たせる事に躊躇していたけど、結局は優子に甘える事にして笑顔で頷いた。