と、あいつが立ち上がってこちらに来るので、俺は後ろへ避けた。 あいつは机の前に来て、その写真を手に取った。 え? こんなキャラだっけ、こいつ。 「俺…が悪かったんかな…、やっぱり。」 不意にあいつが言った。 そうだよ。 もとはと言えばお前が…。 口に出しかけて首を振った。