俺は翌朝、しっかりと寝て学校へ向かった。




いまいちドアを通り抜ける機会がない。


開けっ放しのドアから校舎に入り、1年2組の教室へと直行した。




俺の席はどうやら変わっているみたいで、机の上には白い花の入った花瓶が置いてあった。


教室内はすでに授業中で、なにもいてもと変わらない光景だった。




俺は丁寧に引いてある自分の椅子に座り、その光景を眺めた。