危険な同居生活

人を分析する程のレベルも無い俺が、いっちょまえに…。



勝手な分析をした自分に反省の意味を込めて、心の中でゲンコツを一発。


これでチャラだ。チャラと言っても、あのチャラでは無い事は、説明不要。



って、ミカさんに絡むのは一時休戦だ。


前に出てきたミカさんの後ろで、俺達のやりとりをキョトンとした瞳で見守るミサさんに目を向けた。



「ミサさん、すいません。また、突然走ってしまって…俺は、大丈夫ですよ!」


「いえ、私は大丈夫です。走る練習になりましたから。田中さんが大丈夫なら、安心です!」



走ったせいなのか、頬を少し紅に染めて、ミサさんはニコっと俺に微笑んでくれる。



自分の事よりも、他人の心配をするミサさんは、やはり天使なんだと実感した。


まぁ、ミカさんとのバトルでも実感したけど。