危険な同居生活

悩んでも仕方ない。


床に手をあてた後に、膝を曲げて片足で踏ん張るように、ゆっくり立ち上がり、一呼吸置いてからドアの方に居る二人の方角に振り向いた。


「ハァ…、ミカさんって言ったっけ?ハァ…、いつから、俺はアナタのダーリンになったんですかー!」



こちらを先に選択した俺は、少し鼻息が荒く、ふんふんという音も一緒に漏れた。



三歩ぐらいの距離を置いていたはずが、一瞬でミカさんは、俺の目の前までに……


「ダーリン!ミカさんって呼ぶのは辞めて。よそよそしいじゃん!ミカで良いからねー」



俺の顔の近くにまで侵入してくるミカさんに、俺は、後ろへ一歩、仰け反る事しかできなかった。



めいいっぱい背伸びをする姿が、なんかカワイイと思ってしまったから。



よく見ると、パッチリ二重でアーモンドぐらいの大きな瞳、その中にキラキラと輝くグリーンの色。


そして、ミサさんに負けないぐらいの白い肌、


おそらく、ハンバーガーの一口は控えめだと思われるぐらいの小さな口。


唇は、薄いピンクで彩られている。


性格は、多分、悪魔だ。黙っていれば、モテるタイプだろうと、勝手に分析する俺。