危険な同居生活

両者の放たれた光は、ちょうど二人の真ん中でぶつかり合う。


お互いの力をめいいっぱい振りかざし、ギリギリの闘いが行われている。


そして、両者の放たれた光は譲らないまま真ん中で花火のように弾けて消えた。


肩で息を整えるミラという女性には、さっきまでの余裕が消え、焦りが垣間見れたような気がした。


はるか上空で繰り広げられているにもかかわらず、そこまでハッキリ見える俺の目の視力はいくつだ。



「ミカ…いつの間にそんか力を…でも、これならどうかしら?」


上手く会話までは聞き取れないけど、ミラという女性が俺の方へ向かって降りて来るのは分かった。



「まさか!ダーリン逃げてー!」


それを追うように、ミカさんも凄い速さで俺に向かって降りて来る。



「気付くのが、遅いわよ!ロケット野郎ーアンタには死んでもらうわー」


さっきの力で使い切ってしまったのか、先が尖ったモノを手にして俺に一直線。


それを見て俺は初めて気づいた。


俺狙いですか?