危険な同居生活

二人はモヤシの食材を知らない為に、瞳をキラキラと輝かせている。


今にも飛びついてしまいそうな勢いさえ感じた。


そういう姿を見ると、やはり女性なんだなと改めて思う。


俺の事をデザート的な扱いをしていたミカさんですら、目の前に置かれた謎のデザートに視線を集めていた。


あれだけ俺を食べちゃうと豪語していたのに、今は忘れられてる俺。


少し残念がる自分に、一瞬寒気がはしった。



「チョコレートパフェいただきまーす」


見た目はチョコレートパフェに激似だが、俺だけが知るモヤシ入りパフェ。



細長いスプーンで、パフェ用の器に差し込む二人。


スプーンを取り出すと、スプーンに乗った茶色の液体と細長いモヤシらしき物体。


まっ、フルーツが入ってはいるからパフェである事は認めよう。


俺より先に、二人はスプーンに乗ったパフェの一部を口の中へ運んでパクリ。


俺は卑怯だと思いつつも、二人の反応を静かに待った。