危険な同居生活

「チョコレートパフェを三つよろしくお願いしますね」



黒服の人に、そう告げて俺は厨房から出て席へと戻った。


なんかスッキリしない気分で、モヤモヤとしたモヤっと感が霧のように俺の心を覆う。



二人は、もうテーブルに倒れ込む状態で、今にも溶けそうな雰囲気。


「どうでした?」


「大丈夫だと思います。チョコレートパフェを三つ注文してきましたから」



「えー!ミカはダーリン…」


戻ってくるなり、抱きつこうとするミカさんは、もうほっとこう。


席に戻ると、今度は待つことなく黒服の人と一緒にチョコレートパフェ三つがこちらに向かってやってきた。


「どうぞ、チョコレートモヤパフェでございます」



各々の前に置かれていくチョコレートモヤパフェ…


チョコレートモヤパフェ?


「あの…俺が注文したのチョコレートパフェなんですけど?」



俺の問いかけに、黒服の人は、ニコニコとクネクネしながら微笑み、サービスです、という言葉を残して厨房へと去っていく。