白いジャージ4 ~先生とlove life~




たっくんは、私が好きな食べ物を注文してくれる。


私のことをわかってくれてるもんね。


こんなに分かり合っていても、だめになるときはだめになる。



「私、焦らせちゃったかな。ごめんね、たっくん」




「いや、それは違うよ。俺が成長できていないだけ。どっちも大事にできればいいんだけど…… ゆかりのことを考えなきゃ、大事にしなきゃって思ってる俺が許せない。今までは、そんなこと無意識にできていたのに」



そうだね。


たっくんは、いつも私を大事にしてくれてきた。




「我慢するよ…… って言ってももうだめだよね」




たっくんは、困ったような顔をして笑った。


私に我慢させちゃうことが、たっくんにとって辛いことなんだ。



だから、これ以上わがまま言わない。


たっくんが決めた『終わり』だから、私はそれを受け止める。





「じゃあ、最後だから……楽しもうね!!たっくんの彼女として、今日は楽しむよ!」




今度は私が『最後』って言葉を口にした。




最後、最後……


信じたくないけど、これは夢じゃない。