たっくんは、同じ会社の同期の女の子ととても仲が良かった。
それは、100%友情だったのかも知れない。
私は信じることができなかった。
その子とふたりで飲みに行くこともあるってたっくんから聞いて、私はその場で泣き崩れた。
たっくんは、信じてねぇのかよ……と言った。
その時のたっくんの顔は、とても悲しそうだった。
落ち着いている状態の時に考えれば、ちゃんとわかる。
会社の愚痴を言える相手は、同じ会社の女の子なんだってこと。
でも……
今はそんな余裕がない。
滅多に会えない日が続いて、毎日あった電話もなくなってメールも減った。
私に会う時間は作れないのに、その女の子と飲みに行く時間は作れるんだ。
そんな風に考えてしまったんだ。
それから、私とたっくんの関係はどんどん悪化した。
もう限界。
たっくんが私を好きじゃなくなったなら、別れた方がいい。
別れたくないけど、まだ私は大好きだけど……
今の関係は、お互いにマイナスにしかならない。

