「なおーーー!入っていいよ」 「ちょっと待って~!目の周りがパンダみたいになってる……」 先生は、お風呂場の扉を少し開けて、私を覗いた。 「その顔面白い!直、鼻の下伸びてるよ」 「もう!!見ないでよ~」 ようやくメイクが落ちた頃には、先生はお風呂から出てきていた。 「ベッドで待ってるからぁ。早く来いよ。直……」 真っ黒のバスローブを着た先生が、甘い声で囁いた。 バスローブがこんなに似合う人っているのかな。 すごく似合ってる。