白いジャージ4 ~先生とlove life~





ふたりの協力で、私と先生は無事に婚姻届を提出した。




「22時39分です。おめでとうございます」


受付のおじさんに祝福の言葉をもらい、私と先生は頭を下げた。



「ほらほら、写真撮るよ~!」


お姉ちゃんが、その場所で写真を撮ってくれた。




22時39分。


私はきっと、その時間を忘れないね。




「ふたりとも、ありがとう!」




私は、照れながら嫌がるお姉ちゃんと誠人さんを写真に撮った。


お似合いのようにも見えるんだけど、なかなか友達以上に進展しないふたり。




その夜は、結婚式をしたホテルで宿泊することになっていた。




「直、初夜ってヤツだよな?今夜が……」



誠人さんとお姉ちゃんに聞こえないように先生が耳元で囁いた。




「先生のエッチ……」


しっかりと手を繋ぎ合って、車の中で眠ってしまった。