何度も握った手。
大好きな手だもん。
「それでは答えをどうぞ!!」
「3番目の人!!」
自信満々に答える。
目隠しをされたままの私を誰かが抱きしめた。
あ、先生だ。
目隠しをされていてもわかる。
先生の手も、先生の腕も、先生の匂いも……
髪も、胸も、どこだってわかる。
不思議だね、先生。
「直~!!当たり!!よくやった!!」
目隠しを取り、目の前にいる先生に抱きついた。
「おめでとう!!賞品は、先生からのキスです!」
たっくんがまたそんなことを言って、会場が盛り上がった。
少し酔った先生は、本当に私にキスをした。

