両手を大きく振りながら、車が見えなくなるまで見送った。
「ありがとうございました~!助かりました」
今日は、真由美さんの旦那さんが会社に迎えに来ていて、私もついでに家まで送ってもらった。
とても穏やかな旦那さんで、真由美さんとお似合いだと思った。
車の中で先生から着信があったんだっけ。
家の鍵を開けながら、先生に電話をかけようとした。
ピピピピピピ
携帯の充電が切れそうなことに気付き、急いで家の中に入った。
携帯を充電器に差し込み……
先に着替えようかなと思った時だった。
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