「3次会、6時からだからそろそろ行かないと!!」 私と先生は、たっくんの運転する車に乗り、教頭先生は龍の車に乗った。 3次会の会場は、高校から少し離れた場所にあるお洒落なカフェだった。 たっくんとゆかりがよくデートをする店らしい。 ハワイアンな感じで、夜は若者で溢れる人気の店。 私と先生は、制服と白いジャージのまま控室へ案内された。 「俺達、幸せすぎだな」 「本当に幸せ。最高だよ」 真っ暗な控室でそっとキスをした。 唇をくっつけたまま、先生が笑った。