「……っ…はぁ…」



ようやく離れる唇。


先生は吐息がかかるくらいの近い距離で、私の瞳を見つめる。



「さっきの和丘の話だけどさ…。確かに学校では俺たち、先生と生徒の関係だけど、こうして鍵のかかった部屋の中にいる時は、話は別…だろ?」





「おっ…同じです!!」



当然じゃないですか…!!


「特例にしない?」



甘く囁きかける声がドキドキを高鳴らせる。