「先生、ここじゃマンションの人に見られちゃいますよ。誰か駐車場に来たらどうするんですか!!」



「それじゃあ、俺の部屋行くか?」



「今日は、もう家に帰ります!」



あ〜もう、最後の最後まで、あたふたさせられてるよ…私。




「本当は、このまま連れて帰りたいんだけどな。俺の部屋に。」



耳元で囁くと、先生は、抱きしめていた腕をゆっくりと離す。



早く自分の家に入っちゃいたい…。



心臓を落ち着かせてあげたいよ〜。