「なあ…和丘。」


先生も柵に手をかける。


「なんですか?」


私は視線を水面から先生にうつす。







「俺たち…付き合ってみない?」




「え…?」



全く予想すらしてなかった言葉に、私はそれしか言葉が出てこない。