私の声が家中に響きわたる。



「和丘、近所迷惑だろ?」


それよりも、先生の行動の方が問題でしょ!!



「かっ…勝手に人の部屋に入って来ないで下さい!」


「ごめん。なかなか出て来ないから心配になってさ。」


そんなに心配するほど、時間も経ってないでしょうが…。



それにしても、入って来る音…しなかったよね?



おかげで、心臓が止まるかと思うほど驚いたじゃん。