絆の継承

「……」

 この状況は……やばいか? という表情を仲間たちが浮かべている。

 ベリルは1人、怪訝な表情で目だけで様子を窺い発した。

「どうも妙だな」
「何がだ?」

「感知されるのが早すぎる。それに相手の統率が良すぎる」

 問いかける泉に応えると彼は眉をひそめて口を開いた。

「誰かがリークしたか、情報が漏れていたか……か?」

 しかし、ここまで侵入してしまっては続行する他は無い。

 否、続行さぜるを得ない状況になるように設定されたような感覚だ。