やっとあの子を殺したと思ったら、美夜が血まみれになって本堂で気を失っていた。

白い足、あまりの美しさに私はつい美夜を犯した。

美夜が気がついたらどうしようと思いながら、美夜に放った。

罪深き事をしてしまった。

暫くして美夜の妊娠に妻が気づいた。

私の子だろうか。

私は水子地蔵を必死で拝んだ。

水子地蔵が微笑んだ。

「その赤ん坊、私が預かりましょう。
安心なさい。」

助かった。