倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)

そして、寺では住職がごまを焚き、何やら真剣に経らしきものを唱えていた。

墓場ではひっそりと水子地蔵がたたずんでいた。


寺の廊下に足音が響く。

「父さん。
母さんが晩御飯だから呼んで来いって。」

住職に声がかかった。

「おお、もうそんな時間か。」

住職が振り返った。