ケンがいなくなると、真昼は鞄からまたチェッカーを出してトイレに持ち入り検査した。

「そんな……!!」

結果はマイナスだった。

真昼はベッドで呆然として、ふとカレンダーに目をやった。

(あれ?)

真昼は自分の携帯を見た。

三ヶ月逆戻りしていた。

(勘違いかな?)

その時、ケンがまた上がって来た。

「どう気分は?」

「だいぶいいみたいよ。」

それを聞くと、ケンは安心したようで真昼の隣で眠ってしまった。