「この際何でもいいわ…。」

真昼は真っ青だった。

「このままじゃいけねぇ!
少し休んで帰りな!」

勇次は真昼を抱きあげ、自分の家らしき所に運んだ。

「待ってな!」

勇次は布団を広げると真昼を寝かせた。

(やだ…せんべい布団。)

「ゆっくり休みな!」

そして真昼の枕元に水を置き、冷たいおしぼりを額に置いた。

いつの間にか真昼は眠った。