すぐに様子を見に行ったのでは怪しまれるから、三年後を見に行くと、美幸が死んだ後、子供には恵まれなかったようで、静香はお姫様のような服を着せられ、大事に育てられていた。

「良かったわね。静香さん。」

真昼は安心して川を下り、現実世界の夜明け前に帰った。

必死で土手にあがると、急いで家に帰り、着替だけして死んだように眠った。