俺が着いたときはもう電話があってから1時間は経っていた。 俺は急いで空のいる病室に行った。 開けるとそこにはたくさんの病院の先生たちに空の両親がいた。 空のお母さんは泣き崩れておやじさんが支えていた。 なんでみんなそんな必死になってんだよ。 そんなに空は悪いのか? 俺は認めたくない。 俺は空に近づいていった。 空の口には酸素マスクがつけてあった。 空の呼吸は荒かった。