「あれ?孝ちゃんは?」 お母さんを呼びに行ったはずの孝ちゃんがいない。 「あ〜、なんか雑誌買ってくるって言ってたわ」 「そっか」 孝ちゃんいないのがちょっと寂しくて宙に溜息を漏らすと、お母さんは何かを思い出したようで、必死に笑いを堪えていた。 「どうしたの?」 そう聞くと、お母さんは我慢できないっといったところだろうか、大声で吹き出した。