「……澄恋…涙目だよ?

やっぱり大島
「だっ大丈夫だよ!!

ただ目にゴミが入っただけだからっ!!」


「はっ?…ゴミって……」



心配してくれてる心優にありきたりな嘘をついてしまった


勿論私の嘘には…気付いてる心優


目をしかめて私を見てる…



「ゴミって大丈夫なん?

涙目になるほどゴミ入った?」


心優とは対照的に

私の嘘を信じちゃってる芽李



「うん…大丈夫だけど今日は塾の日だし

そろそろ帰るね、」



私はその場に居ることがツラくなって教室を出た