｢そっかぁ〜
お母さんにそんな言葉言われたら
落ち込むよね？｣
｢……死にたいです｣
｢死にたいなんて悲しいこと言わないでよ？｣
｢だって…生まれて来なければ良かったなんて…
私はいらないってことでしょ!?
人生めちゃくちゃって言われたら…もうどうしたらいいのか
……死にたいっ｣
｢澄恋ちゃんのことお母さんがいらないと思ってたなら
今まで育てて来なかったよ？
お母さんはストレス溜まってて
思わず酷い言葉を言っちゃったんだけじゃない？｣
｢…そんな……いくらストレス溜まってても酷いよ｣
｢………うん確かに酷い
死にたい気持ちも分からなくもないよ
でも俺は澄恋ちゃんに生きててほしいし
澄恋ちゃん必要だよ？｣
