でも、行かないって、決めてる。 もし、あたしたちが、本当に思いあっているなら、また会える、そう思ってるから…。 それから、あたしは、自分の部屋へと戻った。 机へと向かい、引き出しを開けた。 「お兄ちゃん…」 机にはいってる、ネックレスに向かって泣き続ける。 「あい…たいッ…よぉ…ック」