「よっ。」 向いてた方向の反対の方から、肩を叩かれた。 「沢北さん…」 少しだけ汗をかいてる。 確かに今の季節わ初夏だけど、今日わ汗をかくほど暑くわない。 走ってきたんだな。 「話しあるって、健人から聞いた。 えっと、○ックでも行く?」 「はい。」 「ん、じゃあ行こ。」 少しだけ前を歩いてく、沢北さん。 あたしわ、これからあの人と一緒に組んで、歌を歌っていく。 周りの人の批評わ気にしない。歌うことを楽しみながら、歌うんだ。