表紙に書かれている年度も、お母さんが高校を卒業した年だ。
これだけ、すべてがそろっている。
お母さんが東條学園の卒業生だという、証拠が。
すべてが繋がった瞬間だった――。
「…これ、見てもいい?」
もう、すべてを知る覚悟なら出来ている。
まだあたしが知らないことがあるのなら、あたしは知りたい。
「いいわよ、もちろん。」
読み取れなかったお母さんの表情に、初めて笑みが現われた。
見た表情が笑顔だったことにホッと安堵して、あたしはそっとアルバムに手を伸ばす。
手に取ると、大きさも重さも自分のものとあまり変わらないことがわかる。
ただ、実際の重さではない重さのようなものは、すごくずっしりとしていた。
きっとこれは、お母さんの秘密の重さ。
そして今からあたしもこれを、抱えていくのだ。
カバーからアルバムを取り出し、ゆっくりと開いた。
最初にあるのはあたしのアルバムと同じで、学校の背景などの写真だ。
パンフレットにあった写真と同じ建物の写真などが、ズラリと並んでいた。
これだけ、すべてがそろっている。
お母さんが東條学園の卒業生だという、証拠が。
すべてが繋がった瞬間だった――。
「…これ、見てもいい?」
もう、すべてを知る覚悟なら出来ている。
まだあたしが知らないことがあるのなら、あたしは知りたい。
「いいわよ、もちろん。」
読み取れなかったお母さんの表情に、初めて笑みが現われた。
見た表情が笑顔だったことにホッと安堵して、あたしはそっとアルバムに手を伸ばす。
手に取ると、大きさも重さも自分のものとあまり変わらないことがわかる。
ただ、実際の重さではない重さのようなものは、すごくずっしりとしていた。
きっとこれは、お母さんの秘密の重さ。
そして今からあたしもこれを、抱えていくのだ。
カバーからアルバムを取り出し、ゆっくりと開いた。
最初にあるのはあたしのアルバムと同じで、学校の背景などの写真だ。
パンフレットにあった写真と同じ建物の写真などが、ズラリと並んでいた。



