自分でも今何をしていいのかも、何をしたらいいのかもわからず、ただ視界に入った自分の机の横にかけてあったプールバッグを、乱暴に手に取った。
そうだ…。
早くこの場から消えればいいんだ。
早く、自分の足で。
そう思って立ち尽くしていた足を動かそうと心みるものの、まるで足は石になってしまったかのように、びくとも動こうとしない。
動いて…。
動いてよ、あたしの足。
あたしの意思とは正反対の足が、もどかしい。
早くこの場から立ち去りたいのに。
あの二人と同じ場所に、これ以上一緒にいたくないのに。
……もう、傷付くのは嫌なのに。
気を抜いてしまえば、いくらでも涙は出そうだった。
だけど、ここでは泣けない。
みんなにあたしの気持ちを知られてしまうわけにはいかないから。
「あっ、真奈と伸一君は今から一緒に帰るんでしょう?だったらあたし達、こんなところにいたらお邪魔虫だよね、みんな?」
盛り上がる空気の中にいる誰かが、ひらめいたようにそう言った。
それを聞いた周りの人達は、口々にそれに賛成する。
そうだ…。
早くこの場から消えればいいんだ。
早く、自分の足で。
そう思って立ち尽くしていた足を動かそうと心みるものの、まるで足は石になってしまったかのように、びくとも動こうとしない。
動いて…。
動いてよ、あたしの足。
あたしの意思とは正反対の足が、もどかしい。
早くこの場から立ち去りたいのに。
あの二人と同じ場所に、これ以上一緒にいたくないのに。
……もう、傷付くのは嫌なのに。
気を抜いてしまえば、いくらでも涙は出そうだった。
だけど、ここでは泣けない。
みんなにあたしの気持ちを知られてしまうわけにはいかないから。
「あっ、真奈と伸一君は今から一緒に帰るんでしょう?だったらあたし達、こんなところにいたらお邪魔虫だよね、みんな?」
盛り上がる空気の中にいる誰かが、ひらめいたようにそう言った。
それを聞いた周りの人達は、口々にそれに賛成する。



