ここまでくると、さすがに状況に飲み込めなかったあたしでも、伸一君の人差し指が次はどこへ行くのかわかった。
「…で、最後は佐奈と俺。」
予想した通りだった。
伸一君の人差し指は、あたしの名前から伸一の名前へと動いた。
これで伸一君の指は、この図に書かれている名前を辿って一周したことになる。
…ん、一周した?
「…あっ!」
気がつけば、そう声を出していた。
伸一君と達也君が、ニッと笑う。
「気付いただろ?」
伸一君はあたしの心を読んだようにそう尋ねてきた。
あたしは「うん」と言って首を縦に降った後、気付いたことを話し始める。
「これ、すごいね。だって共通点が班のメンバー全員に繋がってるんだもん。」
「そう。それが俺の言いたかったことなんだ。共通点が俺から始まって、俺で終わる。班のメンバーの名前が共通点で繋がってるなんて、ある意味“運命”だと思わねぇ?」
“運命”――…。
改めて意味がわかって聞くその言葉は、なんだかとてもキラキラとした感じに聞こえた。
「…で、最後は佐奈と俺。」
予想した通りだった。
伸一君の人差し指は、あたしの名前から伸一の名前へと動いた。
これで伸一君の指は、この図に書かれている名前を辿って一周したことになる。
…ん、一周した?
「…あっ!」
気がつけば、そう声を出していた。
伸一君と達也君が、ニッと笑う。
「気付いただろ?」
伸一君はあたしの心を読んだようにそう尋ねてきた。
あたしは「うん」と言って首を縦に降った後、気付いたことを話し始める。
「これ、すごいね。だって共通点が班のメンバー全員に繋がってるんだもん。」
「そう。それが俺の言いたかったことなんだ。共通点が俺から始まって、俺で終わる。班のメンバーの名前が共通点で繋がってるなんて、ある意味“運命”だと思わねぇ?」
“運命”――…。
改めて意味がわかって聞くその言葉は、なんだかとてもキラキラとした感じに聞こえた。



