呼吸も忘れるほどに、 いきなりその魅力に 捕らわれていると、 ゴツンと 後ろから叩かれた。 心臓が止まりそうな思いで 振り返ると、 「ああ、ルカ!!久しぶりね。」 言って、抱きつぶされた。 「大きくなったわね!! よく顔を見せて頂戴!!」 体を今度は引き離されて、 綺麗な顔に、迫られた。 「あら、ちょっと見ない間に 人間じゃなくなったみたい。」 この顔も、 肖像画で見た顔だった。