闇と深紅に招かれて~召喚編~


呼吸も忘れるほどに、

いきなりその魅力に

捕らわれていると、

ゴツンと

後ろから叩かれた。

心臓が止まりそうな思いで

振り返ると、


「ああ、ルカ!!久しぶりね。」


言って、抱きつぶされた。


「大きくなったわね!!


よく顔を見せて頂戴!!」


体を今度は引き離されて、

綺麗な顔に、迫られた。


「あら、ちょっと見ない間に

人間じゃなくなったみたい。」


この顔も、

肖像画で見た顔だった。