どちらも、 出来すぎてるんじゃないか? と、疑わしいほど、 美系に描かれてある。 近づくと、 胸元の、球体が、 赤く光った。 光は一本の線になり 魔王の耳元に注がれた。 ピアスだろうか、 深い赤の、ダイヤ形の宝石。 そこに、光は飲み込まれて、 カチリ。 音を響かせて、 肖像画が少し動いた。 扉だった、それが、 うっすらと開いたのだ。 ルカはその隙間に 指をつっこんで 引き開けた。