何の感触もなく、 ドットがばらばらと 体にあたった。 思わず目を閉じて、 次に見開いた時には、 もう巨大オオカミの姿は なかった。 代わりに、 立ちあがっていた骨が、 再び地面に 崩れ落ちるのを見た。 カラカラと、 小山を作り、 それは個体から 一気に気体になる ”昇華”のように、 消えた。