森の方へ向かう。 より、危険な感じはするのだが 何かがルカを呼んでいる。 単に、好奇心かもしれない。 背の高い木が うっそうと茂り 足元には苔が びっしりと生えている。 その苔が、 ルカの歩いたあと そのままに 淡く光を放つ。 道に迷わなくていいかも。 ルカは思った。 けれど、少し歩いて 振り返ると、 ずっとまっすぐに 歩いてきたはずなのに、 足跡は大きく右側から 曲がってここまで 続いている。