なんだろ。 この違和感。 気のせい、かな。 「とにかく、 私の部屋にいらっしゃいよ。」 ルカは 冴子に腕をとって引っ張られた。 そうされながら、 ちらりと 振り返った。 エイジュが、 こちらを見ている。 穏やかな、表情。 変な感じ。 魔王、 なのに。 それに、なんでだろ 儚そうな雰囲気。 そばで見た時は わからなかった。