――同時に、あわてたように、ステージにスタッフが走り出てきた。
スタッフが、あたしにしゃべるのをやめさせようと、羽交い絞めにする。
その腕から逃れて、あたしは最後に叫んだ。
「ありがとうね! みんな!
だましてて、ごめんねっ!
七瀬リオを、今まで応援してくれてありがとう!
あたし、今日で引退するから、だから、許して! みんなっ!!
今日は、歌を聞いてくれて、とってもうれしかったよ!!」
あたしはマイクを取り上げられて、そのままステージの袖へスタッフに引っ張り込まれた。
スタッフが、あたしにしゃべるのをやめさせようと、羽交い絞めにする。
その腕から逃れて、あたしは最後に叫んだ。
「ありがとうね! みんな!
だましてて、ごめんねっ!
七瀬リオを、今まで応援してくれてありがとう!
あたし、今日で引退するから、だから、許して! みんなっ!!
今日は、歌を聞いてくれて、とってもうれしかったよ!!」
あたしはマイクを取り上げられて、そのままステージの袖へスタッフに引っ張り込まれた。


