「沼袋部長、まずかったんじゃないですか?」



平田が気持ち悪く肩をすぼめて言った。



「橋本ミミさん、怒っちゃったんじゃないですか?」

心配そうに目黒さんが言う。



「確かにまずかった……。でも、ミミ君ならきっとわかってくれるはずだ」

沼袋部長が言った。




よっぽど自分に自信があるのだろう。


さすが男前だ。